ドアマンに扉を開けてもらって店内に一歩入ると、そこだけタイムスリップしたような歴史を感じさせる内装に迎えられ、とたんに時間がゆったりと流れ出すようです。
割りと早めの時間に入ったのですが、すでに地元のご老人がちらほらと。きっと、いつもこの席で、と決めているんだろうなという仕草で、お店の人と毎朝のお決まりのような挨拶を交わし、新聞を読みながらゆったりと飲茶を楽しんでいる様子。
食器もレトロでとても素敵です。お箸袋ひとつとっても歴史を感じます。
どどーんと並びました、飲茶の数々。向こう側に見えている柱候蒸排骨(スペアリブの蒸し物)をはじめ、どれも定番の飲茶です。
なかでもお気に入りは、蟹黄焼売(蟹の卵乗せしゅうまい)。地元香港の人々にも一番人気の一品だそうです。中にもたっぷり蟹の身が詰まっていて、蒸し立てはほわほわ。何もつけずにシンプルにいただきます。
外の喧噪がうそのように静かで、時間がゆっくりと流れる店内でたっぷりと飲茶を堪能したブランチでした。
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若者の街、銅鑼灣からウエスタンマーケット行きのトラムに乗り、すっかり気に入った2階席で揺られながら時折うとうととしながら終点まで行くと、本日の目的地、上環(ションワン)の乾物街です。
上環エリアのなかでも、この日訪れたのは徳輔道西(Des Voeux Rd.West)周辺に立ち並ぶ海産乾物問屋街。とにかくありとあらゆるものが干されています。
貝柱や干蝦などの身近なものから、高級食材のふかひれや燕の巣に干し蚫、さらにはとかげやタツノオトシゴのようなものまで、“食べられそうなものは片っ端から干してみました”というほどバラエティに富んでいます。
一本通りを入ると、同じ乾物街でもさらにローカル度が強くなります。表通りの観光客で賑わうお店とは違って、地元の人が買い物に来ている姿を多く見かけました。
乾物だけでなく、普段の食卓を支えるものは何でも揃うようで‥。
こちらは日本のお米のようです。この日本語はどういう意味だろう、とOTTOとしばし考えたあげく、“たぶん、コシヒカリと書きたかったんじゃないかな”という結論に。
こちらでは火腿、いわゆる中華ハムを切り分けているところ。欲しい量を伝えるとその場で切ってくれるのですが、豪快な包丁さばきでした。
とにかく街全体が乾物であふれかえっていて、目にも鼻にもダイレクトにその存在が飛び込んで来て、暑い日だったこともあり、ちょっとクラクラするほどでした。
店頭に干してあるものを量り売りで買うのも楽しそうでしたが、友だちに頼まれたものをまとめ買いするには、さすがにホテルまで持ち帰るのが遠くてあえなく断念‥。
それでも、オフィス街や繁華街の近代さとの強烈なコントラストを存分に楽しめた散策でした。
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香港でも、開幕を約半月後に控え、街のあちこちで五輪のマスコットやPRラッピングバスなどを見かけました。馬術競技は香港沙田馬術場で開催されるということもあり、盛り上がっている様子が伝わってきました。
九龍半島の最南端にあるプロムナードは、ビクトリアハーバーを挟んで香港島を見渡せる景観が有名で、観光名所のひとつです。
このプロムナードの途中には、香港映画界のスターや監督など、香港映画に貢献した総勢73人の名前や手形を刻んだ「アベニュー・オブ・スターズ」が登場します。
観光客はここで記念写真を撮るのが定番とされているのですが、こんなところにも北京オリンピックのPRポスターが1列に掲示されています。
街中でも、とくに大通り沿いではいたるところにこうして北京オリンピックの幟がはためいていました。
5月初旬に人気タレントの劉徳華(アンディ・ラウ)、陳慧琳(ケリー・チャン)らが聖火リレーに参加したときはさぞかし盛り上がったんだろうね、とOTTOと話しながら、のんびりと街並みを眺めて散歩しました。
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